前回は『 Google では「IPアドレス」と「クッキー」を使って「自己クリック」や「相互クリック」をチェックしていると思われます。』と説明しました。
まず、「IPアドレスやクッキーの事を何も考えず、自己クリックや相互クリックをすると、Google にすぐにわかってしまう」という事について説明します。
自己クリックの場合、Google Adsense にアクセスして、バナーを作ったり、売上を確認した時に、Google はIPアドレスを記録し、クッキーに記録します。
Google Adsense をクリックした時に、Google はクッキーを見れば、自己クリックかどうか、簡単に判断できます。(クッキーの内容を削除しても、同じIPアドレスで何度もクリックされていると「怪しい」と判断されるでしょう)
実際には自己クリックでも(同じIPアドレスでクッキーでも確認できても)1回や2回なら間違ってクリックする事もあるので、そこまで厳しくチェックはしていないみたいで、何回も自己クリックされていると違反の対象になるようです。
相互クリックについても、IPアドレスやクッキーで、お互いに Google Adsense をクリックしているか、チェックする事ができるでしょう。
次に「IPアドレス」と「クッキー」でどこまで特定できるか? について少し考えてみたいと思います。
まず、IPアドレスはADSLや光ファイバーは半固定の所が多く、簡単に変更できない所が多いです。
しかし、ダイヤルアップでは接続するたびにIPアドレスは変わります。
PHSの電波を使ったダイヤルアップのサービスは今でもよく使われており、定額料金サービス(1ヶ月にいくら使っても料金は同じ)もあります。
ダイヤルアップで接続すると、毎回、IPアドレスが変わるので同一人物と特定しにくくなります。b-mobile というサービスは前払いで接続料を払う為、発信者を特定しにくいと言われています。
クッキーに記録されると、IPアドレスが変わっても「同じパソコンからのアクセス」とわかりますが、クッキーの内容は自分で削除できます。
つまり、「IPアドレスを変えて、クッキーの内容を削除したら、誰がアクセスしたか特定できなくなる」と言えます。
Google にとっては「誰がクリックしたか」ではなく、「不自然なクリック」をチェックする事が大事でしょう。
「不自然なクリック」についてはIPアドレスやクッキー以外に「クリック数」などで判断できるでしょうが、その辺については、次回、説明したいと思います。
自己クリックや相互クリックでなくても「この人には親切にしてもらったのでお礼の意味で、Google Adsense のクリックをする」という場合も気を付けないと反対に相手に迷惑をかける恐れもあります。
「自然なクリック」という意味では「(IPアドレスやクッキーで同一人物と特定できても)平均1週間に2〜3クリック程度」なら問題にはならないと思いますが、この辺は、Google が判断する事なので保証はできません。
【オマケ】
クリック数を上げる為に誰でも考えるだろう事を少し書いてみたいと思います。
・ネットカフェでクリックする
ネットカフェから自己クリックすれば、かなりわかりにくくなるでしょう。
しかし、普段はあまりアクセスやクリックがないのに、ある時間だけ、急にクリックが多くなるとやはり不自然でなので、1度に多くクリックすると「怪しい」と判断されるでしょう。
「不自然ではない」と言えるのは数クリック程度でしょうが、数クリックの為にわざわざネットカフェに行くのは料金や手間を考えるとあまりメリットはないと思います。
・クリック屋さん(?)に頼む
外国で「 Google Adsense のクリックを引き受けます」という広告が掲載された事があるそうです。
「クリック屋さん」は、Google のルールでは違反ですが、一般の法律で判断すると「詐欺」になるのかなど、詳しい事は知りません。
しかし、不自然なクリックでアカウントを停止されると不利益を被るのは自分です。
(依頼する事自体の問題は横に置いておくとして)クリック屋さんにしても相互クリックにしてもIPアドレスやクッキーなどの事を考えていない所に依頼するのは危険でしょう。
posted by チェックマン at 07:45|
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